【体験談 1/2】英語への感情が自然と「好き」に変わるまでの道のり。嫌いでコンプレックスだった過去があるからこそ、ここまで来れた。

英語?話せない。聞き取れない。全然ダメです。

・・これが私の約3年前の姿。その後、「英語」という、かつての”敵”と関わりながら、気が付いたらいまでは英語オタクになり、海外(特に英語圏)に行くことが大好きになりました。

とはいっても今でもすごく話せるとか、ネイティブレベルであるとか、そういうことではありません。ただ、私がいいたいのは、「英語への苦手意識は変えられる。英語は楽しむことができる。」ということです。この3年間で、劇的に私の中の「感情」は変わっている。この記事では、英語がコンプレックスで大っ嫌いだった状態から、「英語オタク」で「英語大好き」になるまでの体験談を包み隠さずに書いていこうと思います。


英語学習に興味がある方、少しでも参考になりましたら嬉しいです。(私とおなじく英語オタクの方、わかる!共感!なんて場面も多いかもしれません。)

目次

ほかの誰よりも話せないのに、ほかの誰よりも点数は高かった。

英語が大嫌い、でも一番上のクラスだった高校時代のお話。

全く自慢とは思っていませんが、高校時代、私はいわゆる「優等生」と呼べる成績を毎回叩き出していた。それは、人から良く思われたいとか、できないと思われたくないとかいうプライドがあったから。どの教科も「もちろん満点が一番かっこいいでしょ!」というスタイルで、テスト前の勉強はしっかりしていた。

これは英語に関しても同じで、毎回のテストでは満点に近い結果を出していた。私が通っていた高校は、全国的に見ても英語に特化している学校だったので、毎回のテストに加えてTOEICのIPテストを受けたり、コミュニケーションの授業が多かったりと、今考えると非常に「英語習得」に恵まれている環境だったと思う。

だからこそ、当時の私にとってはそれが裏目にでていて、毎回の「教科書」をベースとしたテスト以外が大の苦手だった。幼い頃から海外に行ったこともなく、両親も英語を話さない家庭で育った私にとって、「英語をはなす」ということはコンプレックス以外何物でもなかった。


なのに私の変なプライドのせいで、どんな教科であろうとクラス分けとやらでは必ず一番上にどうしても残っていたかったし、それを「勉強」の底力で実現していたものだから、(ほとんど)毎回一番上のクラスに残っていた。みんな英語を当たり前のように「言語」として話せる。自信をもって、自然に話している。帰国子女の子たちの発音は、私には呪文のように聞こえていた。

「なぜあんな発声ができるのかな」「私には一生できない。」
英語を「話す」タイミングが、学校の時間で一番苦痛な時間だった。

「英語の発音がめちゃめちゃだね。」英語の世界に足を踏み入れたきっかけ

「どうやら仕事で英語を使う機会が増えるらしい。」
社会人一年目になったとき、私にとって致命的な状況が訪れた。それでも一応与えられたことは行う性格なので、あるとき上司に私のこの拙い英語の状態をみてもらう機会ができた。

「・・・・英語の発音がめちゃめちゃだね。」
衝撃的だった。いや、分かってはいる。
でもここまで、自分の苦手なことをこんなにダイレクトに指摘してもらった経験は、「優等生」をやっていた私にとってはまさに初めての体験だった。

なにせプライドが高かったから、その時も、「ですよね・・!(^^♪貴重なアドバイスありがとうございます!」なんて、空元気なニコニコで返事をした。家族にも、「ねえねえ、こんなこと言われたよ!」なんて世間話をするのも、もちろん恥ずかしかったから黙っていたし、なにも考えないようにしたけど、心の中は悲しくて、つらくて、屈辱的で、悔しくて、いままでの自分の環境を責めたくもなっていた。

ここから。私が英語の世界へ、足を踏み入れる。

どうにかしないと。まず発音をよくするためには?検索。検索。

「・・・・英語の発音がめちゃめちゃだね。」

「・・・・英語の発音がめちゃめちゃだね。」

ずーっとこの言葉がしばらく頭の中をぐるぐる回っていた。私の中で「英語の発音」は魔法みたいな音にしか聞こえなくて、帰国子女の子たちやネイティブスピーカーしか操ることができないものだと思っていたけど、

これだけは悔しくて。

私にもあの魔法を操ることができるのかな・・?

「英語 発音」

と検索しては、LとRの違いなどの動画を見まくった。

ここで見つけたのが比較的近所の個人英会話教室。
この先生との出会いが、のちの私を大きく変えるきっかけ①になった。


英語は「楽しんで」しないと!

勇気をもって足を踏み入れた、個人英会話教室の先生がしきりに言っていたのは「楽しむ」ということ。
そして、英語は「音楽のようなもの」ということ。

幼い頃から音楽が大好きな私は、その言葉を信じて、学習した。

いま振り返ると、当時先生が教えてくれていたことは「フォニックス」だった。
フォニックスとは、英語圏の子供達がアルファベットの発音を習うときに学ぶ世界共通のメゾット。私はそれまでアルファベット=カタカナで表現できるものと思っていたから、アルファベット一つひとつにそれぞれの唯一無二の「音」があるというそのメゾットに驚愕した。

あの日会社で使った文章を、どうしても英語っぽくよめるようになりたい。「めちゃめちゃな発音」から脱却したい。そんな想いで、先生にフォニックスを絡めて、発音を見てもらった。

気が付いたら、湯船の中や通勤の自転車に乗っている間、ずっとフォニックスを口ずさんでいた。

そして・・・あるとき、なぜか、英語「っぽい」発音ができるようになった。

そして・・・あるとき、会社の別の人に「帰国子女?うらやましい!」と言われるようになった。

もっと英語を「話す」環境をつくろう!と英会話を探した。

・・・さすがに、「帰国子女?うらやましい!」のあの一言は、
今思えば、「いや!そんな訳ないでしょ!馬鹿にしてますか?」と、しっかり突っ込みをいれられるんだけど、
当時の私にとってはその一言が、この英語学習ハックを加速させた。

馬鹿正直で、よかった!先輩、ありがとうございます!

ここまで軌道に乗ったら、いつしか、「もっと英語を話せるようになりたい!」「話す環境が欲しい!」と思うようになっていった。

そこで見つけたのが、英会話カフェのサービス

偶然大学時代の友達がそこでインターン生として働いていたことを思い出した。それで信頼感があったことも影響して、体験のセッションを申し込んだ。

この一歩が、のちの私を大きく変えるきっかけ②となる。

【体験談 2/2】に続く・・・。ここまで、長い間読んで下さりありがとうございました♪

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